大阪市平野区にある保育園です。創立44年目を迎えました。痛みや喜びを分かちあえる「こころ」を育む保育をめざしています。

表現指導

「表現あそび」ことばと身体表現を通じて他者との関係の中でのことばのあり方、人と人との関わり方を発見していきます。講師は専門の高校、大学などで演劇指導に携わる方々にお願いしています。難しそうですが、内容はみんなでひたすら遊んでいます。クリスマスおゆうぎ会での劇の指導補助もお願いしています。(5才児)

表現指導の様子

作成中

表現FAQ

表現指導とは何ですか?(担当の先生への特別インタビュー)

表現あそびの先生は石川郁子先生と吉井希先生にお願いしております。
今回は、石川郁子先生にお話を伺いました。

― では石川先生にお話を伺います。先生は、当園で一昨年から表現あそびの講師をお願いしているんですが、現在は、何ですか、今年から九州(ご実家)からこちらに来られているとか・・・。

石川先生 ええ、そうなんです。でもまあこちらにいることの方が多いですけれど。

― 九州といっても広いですが、どちらからですか?

石川先生 福岡県の南の方で、久留米のまだ、外れですねぇ。

― ええと、博多を基準にすると、どの方角ですか。

石川先生 そしたら(笑)もう、県外です。

― 県外って、いやいやごくろうさまです。

石川先生 いやいや、もう・・・私の都合で・・・。

― では、あの・・・石川先生のプロフィールを伺いたいんですが。

石川先生 その、九州から出てきまして大阪芸術大学の舞台芸術学科に入学。卒業して大学院に進みました。

― その大学院で副園長先生とずいぶん年の離れた同級生だったわけですね。

石川先生 そうですね。

― その出会いをきっかけにまず、天宗長吉園で表現あそびを始めたんですね。

石川先生 はい。お世話をかけました。(石川先生は様々な演劇活動と平行して大学院で演劇教育をテーマに研究していたことが、天宗長吉園、天宗瓜破東園の表現あそびとの出会いのはじまりでした)

― それが、長吉園での生活発表会で、非常に受けたと。また子供たちも台本も音楽も動きも当初から決めつけられたものを強制されるのでなく、自分の言葉と体で、自分達で台詞を考えたりして、発表できたということに保護者の方も大変おもしろがってくださったんですね。

石川先生 はい。もちろん毎週の表現あそびの積み重ねと、担任の先生の力でしょうね。ストーリーも台本も音楽(子供たちがよく知っている歌を替え歌にしてストーリーに組み込む)も考ていきますし。

― それで、当園でも是非お願いしようと言うことになりまして、当園では当初年長さんのみ隔週でしたが、今年から年長は毎週、年中さんも隔週ですがお願いしているんですが、どうでしょう、今年の園児の印象は。

石川先生 元気ですよ。元気で、夢ふくらんでますねぇ・・・。こっちがびっくりするようなこと言ってきますね。

― それは大阪的なツッコミとか?

石川先生 ありますね(笑)

― ものすごくトンチとパンチの効いたこと言ってきますよね。で、話が飛びますが先生は何でこの幼児達との関わりを選んだんですか。

石川先生 まず、演劇に興味があったんですね。で、じゃあ、演劇って何だろうと考えたときに舞台上での表現活動もあり、また教育的なところもあるだろうと、そこで演劇と教育との関わりを大学院での研究テーマとしたところからはじまりまして・・・演劇で何ができるか、どういう要素を持っているかを・・・。

― 演劇表現と幼児教育とどのような接点があるかそれを探りたかったと。(演劇、俳優の訓練ではかくれんぼ、鬼ごっこやら、無対象表現(ないものをそこに存在するかのように演じる=幼児の人形ごっこ変身ごっこ)など、幼児の遊びと密接なものがあります。むしろ、幼児期の感覚を取り戻す訓練ともいえなくはないです。でなければ、撮影カメラのレンズ見て、「エイリアンだ!」と泣き叫べません)

石川先生 ええ。自分が演劇ってなんだろうと探って行き着いたのが幼児教育と密接なこの地点であったということです。

― 石川先生は様々なところで「表現あそび」の活動を展開しているわけですけれどもそれぞれ状況が違うと思うんですが、その中で当園での表現あそびの目指すところは何でしょう。

石川先生 まず、表現あそび、保育の最終課程に発表会があると思うんです、そこに持って行くまでに当初年長さんは隔週でして、とても時間が足りない。で、今年から毎週になったことで、話の聞ける子(状況設定、ルール、役割)話を理解した上でさらに発展して表現できる子を目指したいですね。

― それで今年から年中さんもお願いしているわけですけれども。

石川先生 ええ、早い段階から遊びとの関わり方、表現遊びとしての発展、最終的にその遊びを見て、楽しんでくれる人(日常ではクラスメート、発表会ではお客さん)がいる喜びを感じてほしいですね。人と人との関わり方、折り合い方を感じ取ってもらえれば。

― なるほど。では、最後に保護者の方々へのメッセージをお願いします。

石川先生 表現あそびの中で、すごく楽しそうにしている子供たちがいて、それをきっとおうちでお話しすると思うんです。でも遊びはいろいろ状況に応じてルールが変更したり発展したりしますから、きっと分けわからない内容で伝わっているんじゃないかと思うんですけれど、わからないなりに、その時の子供の表情をまず見て、見つめてあげてほしいですし、あと発表会でビデオカメラで撮影する保護者の方が多いですが、どうか生の舞台を見てあげてほしい・・・んですけどね。(笑)

― 生とファインダーをのぞいてとは明らかに違いますものね。でも、保護者の皆さんも葛藤されていると思いますよ記録に残したい! でも生で見たい! とのせめぎ合いで撮影されているんでしょうね。運動会も。

石川先生 そこを何とか。発表会のお芝居はみんなで一つの作品ですから。その全体のために努力しているんですから。みんなで作ったお芝居という作品を見ていただければ・・・。

― ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。そのほか、いろいろたくさんお話を伺いました。その中で表現あそびでの講師側のルールというか合い言葉的なものをお話ししました。断片ですがここに書き留めておきます。

多数の中の一人であることを自覚し、共感共生を旨とする。
遊びは遊び以外を目的としない自由な行動。だけど、遊びは実生活以上にルールを守らなくてはいけない。
何かをきっかけにイメージが飛躍したら、それを身体で即時表現してみる。変身の楽しさ、その瞬間を見逃さない。その表現がきっかけになり、周りが共感し同調したなら、行き着くところまで発展させる。

― 言葉にすると小難しいですが、本当に遊びです。毎週思い切り遊んでいます。保護者の皆様、発表会をお楽しみに。
     


 

戻る
 
お知らせごあいさつ入園案内保育園の特色特別保育紹介動画のご紹介保育園の一日主な年間行事クラスの部屋交通のご案内FAQ思い出アルバムクラス編思い出アルバム行事編グッズ紹介
交通のご案内 社会福祉法人 天宗社会福祉事業会 天宗瓜破東園
〒547-0022 大阪市平野区瓜破東2-2-53
Tel:06-6708-3167 Fax:06-6708-3193 E-mail:tenuri2@io.ocn.ne.jp